形式オイテ27000

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一等展望車

(日本国有鉄道工作局編集本引用)

大正12年(1923年)大井工にてオテン2807形式として竣成した。竣工と共に東京ー下関特急(富士号)に使用された。室内は一等座席室と展望室に別れ、区分室は無く一等室は回転安楽椅子と横手式座席である。本形式車は昭和4年(1929年)スイテ38形出現と共に予備車となったが、翌5年(1930年)10月燕号運転開始と共にスイテ38形が使用された為亦富士号の編成車となり12月20日桃山式展望車マイテ39形の使用開始と共に三転予備車となった。後京都に転属、第7・8列車用として京都ー下関間に使用された。定員イテ12人、18人、台車はTR71形、同形5両中2両は昭和14年(1939年)スイテ37形に鋼体化改造され、特急かもめ号に連結されて再び第一線に活躍した。

形式オイテ27000

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