形式コヤ6600

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職用車

(日本国有鉄道工作局編集本引用)

明治42年(1909年)汽車製造合資会社東京支店にてコトク5000形式として竣成し、現6600形である。本車両は開拓使号と同様北海道に於て貴賓用として使用せられた特別車である。故に外観も特異の形態を有し両出入台も開放式である。室内も前位寄りに調理室、次に食堂と配され、次いで中央部に位する談話室は大形ソファ、回転安楽椅子を設ける。次室は寝室となり両側に寝台を設備し、後位寄りに洗面所、便所がある。北海道の曠野何処に行っても起居食事の心配無い設備をした特別車である。定員20人。終戦後此の特別な室内配置で早速進駐軍用となり最後の御奉公をした。

形式コヤ6600

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