形式フコロハ5975

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二、三等車

(日本国有鉄道工作局編集本引用)

前掲と同じく幌内鉄道の車両。同鉄道手宮工場で製作された手ブレーキ付二、三等車である。自重僅か6.96tの小形車で定員は二等12人、三等44人。二等は長手座席、三等は横手座席であり、二等室上部の屋根だけが、二重屋根であることも面白い。私鉄時代には「二サ」と称した。緩急車の記号が先頭につけられているのは、鉄道院時代本車の如くデッキに手ブレーキを付しただけの車は正式の緩急車称号を与えず、簡易緩急車とも云うべきものであることを示すためである。

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