形式ＥD５４

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急行旅客用電気機関車

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（日本国有鉄道工作局編集本引用）

前掲ED12形の姉妹車で、７０００形式としてB.B.社より大正１５年（１９２６年）２月舶着した。国鉄電気機関車中最も特異な存在で、外観では左右両側の形状が全く異る天、直径１．４ｍと云う巨大な動輪を有し、電動機を車体内に装備してブフリ式伝導方式を用いていることなどが挙げられる。本形式車は機構的にも参考点多く性能も可成高く、速度も当時の機関車中最高を出したが、機器が特殊なため、交換品が無く、且つ余りに精巧なるため、その保修が非常に困難で、使用技術の低かった事と相まって使い難い機関車として遂に昭和２８年（１９５３年）廃車となってしまった。