形式ED51

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蒸気機関車

旅客用電気機関車

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(日本国有鉄道工作局編集本引用)

E.E.社シリーズ中の1形式で6000形式としてNo6000〜6002の3両が輸入された。然るに船着草々横浜に於て関東大震災に遭遇し、破壊したので、再び英国で製造せられ、後続のED52形となったNo6003〜6008よりおくれて大正14年(1925年)3月横浜に到着した。このため番号は若いが新6000形と称され、同形式他の6両とは外観並機器に相違点が多い。本形式車は後掲ED54形と共に国鉄電気機関車中変り種の一つで、車体側面の模様が左右で全く異り、且つ妻面の出入り口扉は中心線を外れて、向って左にかたより番号板がこの扉と機関士席窓との間に高く揚げられている。東海道線で湘南旅客列車に使用され、後中央線平地区間用に転じたが昭和18年(1943年)貨物用に改造せられED17形第24〜26号車となった。なお本形式車は昭和2年(1927年)10月20日、東京ー横須賀間の御召列車に、電気機関車として初の奉仕をした。本務機は6000号で、6001号が次位となった。

形式ED51
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