形式オロ10900
トップページ>高知県の観光>国鉄四国総局>客車>形式オロ10900
二等車
(日本国有鉄道工作局編集本引用)
大正9年(1910年)日本車両にてナロ21850形として竣成した。現ナロ10900形式である。本車両は当時製造開始された大形ボギー車と竝行して製作された最後の中形ボギー車で76両竣成した。室内は珍しい全室長手式座席で中形ボギー車であり乍ら誠に広々とした一風気品のあつた車である。昭和7年(1932年)7月御茶の水ー両国間に開通した電車運転に伴い、それに連続して両国ー市川間の区間列車に組込まれC10型に牽引されて最後の務を果し、その後ナハユニ15320形式に改造された。定員ロ50人、台車はTR10形。