型式2120蒸気機関車
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型式2120
使用圧力:11.2s/平方p
弁装置:スティフェンソン式基本形
出現年次:明治31・35年
製造所:英 ダブス、シャープ・スチュアート
鉄道作業局工場において明治32年から35年に10両製造された、3000両近くの大量が全国に普及した形式である。けん引力が強く、性能のよい機関車で、B6の名で親しまれ一部は広軌に改造されて日露戦争にも出征したが、この改造車は乗り心地が良くなった上燃料消費も好成績な結果を示した。
弁装置はステフェンソン式で、煙室胴の下部に滑り弁室があったので、弁座取り換えは難作業であった。又第2動輪軸のタイヤはフランジがなかった。
試運転の時に第2動輪軸が帯熱する事が多く、ひどい時はフレームの中に入って水を掛けながら走った。
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