C62 2C2形過熱テンダ機関車
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使用初年:昭和23年(1948年)
製造所:汽車会社、川崎車両、日立製作所(日)
シリンダ径×行程mm 520×660
常用圧力㎏/㎠ 16.0
火床面積 ㎡ 3.85
伝熱面積 ㎡ 241.5
動輪直径 mm 1750
戦争中貨物輸送に対して夥しい数のD形機関車が製造されたが、戦後貨物の激減によってこれらD形機関車は遊休し、反対に増加した旅客輸送に対する機関車は不足する状態になったので、これ等のD形機関車を旅客用C形に改造することが計画され、そのボイラと部品の一部を使用して出来上ったのがこのC61、C62両形式である。この両形式の特徴は軸重の軽減をはかるために国鉄最初の心向2軸従台車を採用したこと、自動給炭機を整備したこと等である。C62形は現在国鉄最大の蒸気機関車であるばかりでなく世界の狭軌用機関車としても最大級に属するものである。因みに形式称号はD51の改造はC61、D52の改造はC62となっている。
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