形式D50(形式9900)蒸気機関車
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形式D50(形式9900)
使用圧力:13.0s/平方p
弁装置:ワルシャート式
出現年次:大正12〜昭和6年
製造所:日 日本車両、汽車製造、川崎車両、日立製作所
最初は9900形式と称された。大正10年ごろから再上昇した貨物輸送の要求により製造されたもので、ボイラ容量シリンダの大きさ・動輪上重量では当時の我が国で最大のものである。9600形式よりもシリンダ引張り力が20%以上も大きいこの機関車は多量に生産されたが、大正14年にいっせいに取り付けを行った自動連結器の強度が従来のものよりいちじるしく大きいことや、空気ブレーキ装置の取り付け等により、列車の速度ならびにそのけん引両数の増加をはかり、いかんなくその能力を発揮したのである。
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