形式C52蒸気機関車
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形式C52
使用圧力:13.0s/平方p
弁装置:ワルシャート式
出現年次:大正14年年
製造所:米 スケネクタデー
大正晩年に客車が鋼体化されて重くなったうえ、輸送力増強で列車単位を大きくする必要ができたので、これに対処するため輸入した大形機関車で、後に形式C52と改称された。大形で重心が高くなるため「ツリアワセ」をよくする目的で当時欧米で流行していた3シリンダが採用された。しかし、動輪直径が1600ミリであるため急行用としても貨物用としてもあまり適当でなく、ボイラを一部改造して山陽線のこう配部推進用補機として使用された。なお、この機関車は輸入機関車として最後のものとなったが部品は何かにつけて大形で重く、特に主台ワク内作業は中央に大きいクランクピンがあるため狭くてやりづらかった。その他煙室なども大きいので過熱管取付けボルトの締付けなども足場が悪くて力がはいらず困ったものである。